vol.98 <2019年3月7日配信>
糖尿病診療でのCAVIの有用性について
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◇ MSSニュース ◇ vol.98 2019年3月7日配信
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■ 糖尿病診療でのCAVIの有用性について
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文/フクダ電子近畿販売株式会社
相島裕輝
はじめまして。
今回は『糖尿病』というテーマでお話をさせて頂きます。
糖尿病診療でのCAVIの有用性について
糖尿病については2007年には予備軍含め糖尿病が
疑われる人数が2,210万人となり、まさに国民病となっています。
糖尿病が怖いのは血管障害を発症することであり、
透析原因の第1位・失明原因の第2位となっています。
また、虚血性心疾患の発症は健康人の5~6倍であり、
脳血管障害の発症は健康人の3~4倍となっています。
糖尿病治療の目的は“合併症予防”にあります。
単に血糖値を下げることが糖尿病治療ではありません。
血糖値をさげることで血管障害の合併症を防ぐことが糖尿病治療の第一義です。
血糖値を下げ、コントロールすることで合併率の発症率も下がることが
各種スタディで明らかとなってはいますが、
普段の臨床では診断に必要な項目(インスリン抵抗性、食後高血糖)の測定が
できません。
そうした測定不可の項目とCAVIの相関は高く、
簡便に測定できしかも圧の影響を除いて血管を評価することができる
CAVIは臨床での有用性が非常に高いのです。
■ 編集後記
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弊社の機械で測定できるCAVIは血圧に依存しにくく再現性もよい為、
上記糖尿病診療の場でも活躍する器械になります。
患者さんの興味は血糖値の改善よりも
血管年齢の改善にあるという意識もあるようです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の「MSSニュース」も宜しくお願いいたします。
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