vol.31 ＜2013年8月1日配信＞
大切なひとのために
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◇ ＭＳＳニュース ◇ vol.31 2013年8月1日配信
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暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
このメルマガは、一般社団法人メディカルスタディ協会（以下MSS）主催のセミナー
にご参加いただいたドクターの皆様 お問い合わせをいただいたドクターの皆様
へお送りしております。
皆様のお役に立てましたら幸いです。ぜひ、ご愛読ください。
■ 大切なひとのために
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M&Cコーポレーション
平田亜矢子
普段は調剤薬局に勤務している私ですが、貴重な機会を得ましたので、誰もが訪れる
「死」を意識したお話を、明るく書きたいと思います。
みなさまは、「終活」、「エンディングノート」という言葉をお聞きになったことが
あるでしょうか。
「終活」という言葉は、特に3.11の東日本大震災以後広まりはじめ、昨年の新語・流
行語大賞にもノミネートされ注目されました。また、流通ジャーナリストとして活躍
していた金子哲雄さんが、奥様のために書き残したエンディングダイアリーが出版さ
れ、30、40代の若い世代にも関心を持たれるようになりました。
エンディングノートとは
・自分自身の様々な個人情報を明記する
・病気になったときの延命措置、葬儀、お墓に関する希望
・貴重品や財産（通帳、印鑑、保険証券など）に関する情報
・連絡してほしい友人や関係先の情報
・自分に介護が必要になったときに希望すること
・自分史のような内容
など、自分が意思表示できないような事態になった場合、自分の意思を伝えるための
手段として書いておくもの、そして何より、残された大切な人が困らないような情報
を明記しておくものです。
最近では夢を叶えるため、よりよい人生を生きるために、若いうちにエンディングノ
ートを書く人も増えているようです。
みなさまも「終活」や「エンディングノート」を、自分らしく「生きる」ための取り
組みとして考えてみませんか？
■ 編集後記
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このテーマは、「エンディングノート」を普及させる活動をしておられる方のお話を
聞かせて頂いたことがきっかけで、意識するようになりました。突然身近な人が亡く
なった時、そのあと何をしてあげられるか、それは本当に本人が望んだことなのか、
など、残された人はとても悩み、もっと聞いてあげておけば良かったと、後悔するも
のだそうです。
私を含め、まだ自分には関係のない話と思う現役のみなさまに少しでも考えるきっか
けになればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の「MSSニュース」も宜しくお願いいたします。
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MSS関西では毎月第2木曜日に定例会を開催しております。
◆ 8月度定例会のご案内
日時：８月８日（木） 17時～19時
場所：大阪府産業創造館 ６F 会議室E
大阪市中央区本町1丁目4番5号（中央線・堺筋線「堺筋本町駅」から徒歩５分）
http://www.sansokan.jp/map/
講演内容（予定）：医療法人誠幸会わだ整形外科クリニック
理事長 和田誠
「高齢化社会における運動器疾患への対策
～整形外科開業医の立場から～」
ドクターの皆様のご参加もお待ちしております。
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