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数値化できない身体の不調

vol.87 <2018年4月5日配信>
数値化できない身体の不調

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◇ MSSニュース ◇ vol.87  2018年4月5日配信
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すっかり春らしい温かい季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
このメルマガは、一般社団法人メディカルスタディ協会(以下MSS)主催のセミナー
にご参加いただいたドクターの皆様 お問い合わせをいただいたドクターの皆様
へお送りしております。
皆様のお役に立てましたら幸いです。ぜひ、ご愛読ください。

■ 数値化できない身体の不調
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                          文/ファイブ・アーツ整骨院
                                   平野要範

このメルマガをお読みの方は大半が西洋医学の先生方が多いかとお見受けいたします。
しかしながら、私は鍼灸院で働いております「鍼灸師」ですので、今回は「東洋医学」
を交えて、お話しできたらと思います。

・「原因不明」の身体の不調、しんどさ・痛み・ダルさ。
病院にて診察を行い、数々の検査を行って数値化したり画像で診察したりしても原因
がわからない、ある疾患ではあるが、原因がわからなかったり、薬を処方されてもな
かなか改善されない・・・など「原因不明」といわれる方々が多く来院されます。

そのような方々に対し、私たちは「東洋医学」や「中医学」などの考え方をもとに原
因を探ります。

方法として大まかに4つに分けられます。

・「望診」・・・顔色、皮膚の色、舌の状態(舌診)など、視覚を用いた診察。
・「問診」・・・声の大きさ、におい、咳の仕方など、聴覚と嗅覚を用いた診察。
・「問診」・・・直接症状や体質などについて、患者さんに質問などを行い、隠れた
原因や生活習慣や食習慣などの情報を得ます。
・「切診」・・・脈や腹部に触れ抵抗感や圧痛の有無などで判断するなど、触覚を用
いた診察。

これらの方法は基本的に西洋医学の先生方も行われているものですが、考え方の「西
洋」「東洋」の違いがあるかと感じます。

私たちは血液検査やレントゲンなどの画像診断はできませんので、上記の診察によっ
て原因を導き出すのですが、私が重きを置いている方法は「切診」の中の「脈診」と
いうものです。
※脈診とは・・・患者の脈に触れて拍動の強さや速さ、硬さ、太さ、浮き沈みなどを
把握することで疾病の状態を診察する。

この脈診を行う橈骨動脈には身体の全身の情報が詰まっていて、様々なことを知るこ
とができます。

脈の打ち方を把握することによって、患者さんの「今」の血流、臓器の状態、症状な
どを知ることができ、ここに「触診」をプラスすることによってさらに精度や、脈に
は出てこないくらいの不調も把握します。

それらの情報をもとに「原因」を突き止め、患者さんにお伝えをするようにしていま
す。

その原因を鍼・灸・手技を用いて改善へと導いていきます。

ここでもう一つ重要なことが「食養生」です。

実は「脈診」を行った際に今「食べてほしいもの」と「控えてほしいもの」もお伝え
しています。

患者さんが来院される頻度は多くて週に一回、治療以外の6日間は私たちができるこ
とはないのです。

その間にできることは「身体に合った食事」をして、「身体に合っていない食を控え
て」もらうことで、より改善へ向かっていただけるようにアドバイスをすることです。

当たり前ですが、私たちの身体は「食べたもの」からエネルギーを得て活動していま
す。

食べるものが体に合っていれば、それだけでも症状が改善されることも少なくありま
せん。
逆もしかりです。

この「身体に合ったもの」はもちろんオーダーメイドで、一人ひとり違います。
その判断を行うためには「脈診」は欠かすことができません。

いつもの食事が十分患者さんの薬となりえるのです。

一つお伝えいたしますと、私たちが脈診を行うときに注意することが、指を置いてす
ぐに「感じる」か「感じないか」の違いです。

圧をほとんど加えずとも脈を触れるときは身体に熱があるため、お食事は身体を冷や
すものを摂る。
例・コーヒー・緑茶

圧を加えないと脈が触れない方は、身体は冷えている傾向にあるため、お食事は身体
を温めるものを摂る
例・紅茶・ほうじ茶

この考え方を基本とし、あとは各臓器の状態に合わせて食事のアドバイスを送ること
で、身体の内側から改善へと導くことができます。

このような脈診を行って身体の状態を把握する技術、以前は医師の方々も行っていた
と聞いております。

現在では血液検査や画像診断などが広く普及しており、デジタルがメインとなってお
りますが、
ぜひともこれから医師の方にも再度、脈を診るということ(アナログ)を意識してい
ただければ、検査の数値に出る前の身体の不調、疾患を予防する助けとなるのではな
いかと思います。

■ 編集後記
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どのような形であれ、「患者さんが良くなる」ことがすべてだと考えております。

「西洋医学」「東洋医学」「中医学」いろいろ考え方はあれど、それぞれに一長一短
がありますが、「東洋医学」というものも一般的にもっと普及し、予防医学として確
立していけるように、私たち「鍼灸師」も医師や患者さんに理解していただけるよう
な活動をしていきたいですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の「MSSニュース」も宜しくお願いいたします。

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◆第1回 医院経営ミニ勉強会 (増患・集患)

 日時:5月27日(日) 13:30~16:00
  場所:エル・おおさか 7階 706号室

 セミナーお申込みの方はこちら
  http://www.mss-kansai.com/seminar/application/

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◆第2回 医院経営ミニ勉強会 (継承)

 日時:6月24日(日) 13:30~16:00
  場所:エル・おおさか 7階 706号室

 セミナーお申込みの方はこちら
  http://www.mss-kansai.com/seminar/application/

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◆第3回 医院開業ミニ勉強会 (物件)

 日時:8月19日(日) 13:30~16:00
  場所:エル・おおさか 5階 503号室

 セミナーお申込みの方はこちら
  http://www.mss-kansai.com/seminar/application/

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◆第4回 医院開業ミニ勉強会 (お金まわり)

 日時:9月30日(日) 13:30~16:00
  場所:エル・おおさか 7階 706号室

 セミナーお申込みの方はこちら
  http://www.mss-kansai.com/seminar/application/

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◆第5回 医院開業ミニ勉強会 (建築・内装)

 日時:10月28日(日) 13:30~16:00
  場所:エル・おおさか 7階 706号室

 セミナーお申込みの方はこちら
  http://www.mss-kansai.com/seminar/application/

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◆第6回 医院開業ミニ勉強会 (リスクマネジメント)

 日時:11月18日(日) 13:30~16:00
  場所:エル・おおさか 6階 608号室

 セミナーお申込みの方はこちら
  http://www.mss-kansai.com/seminar/application/

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◆第7回 医院開業ミニ勉強会 (人事・労務・採用)

 日時:12月16日(日) 13:30~16:00
  場所:エル・おおさか 6階 602号室

 セミナーお申込みの方はこちら
  http://www.mss-kansai.com/seminar/application/

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MSS関西では毎月第2木曜日に定例会を開催しております。

◆4月度定例会のご案内

 日時:4月12日(木) 17時~19時
  場所:大阪府産業創造館 6F 会議室E
     大阪市中央区本町1丁目4番5号(中央線・堺筋線「堺筋本町駅」から徒歩5分)
     http://www.sansokan.jp/map/
  講演内容(予定):奈良県女子大
           川村 泰史 様
           「南極・ドームふじ基地での越冬生活」

ドクターの皆様のご参加もお待ちしております。

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◆厚生労働省情報のお知らせ

 厚生労働省の情報をMSS関西の会員専用ページに
  掲載しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
  また、この内容の概要を毎月の定例会でもご案内させて頂きます。
  尚、会員専用サイトのID・PWはともに mssk となります。

 厚労省資料:http://www.mss-kansai.com/member/mhlw/

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